尾曳は、原産地の高知県で鹿敷続(カシキトウ)と呼ばれたが、それは中型蓑曳の存在が高知県の人にはよく知られていなかったためである。その後、高知県の蓑曳は一般からは蓑曳チャボと呼ばれるに至ったが、蓑曳チャボは蓑曳の小型鶏とは到底考えられないので、両者の区別をつけるため、原産地に於ける愛養家との話し合いの上で、蓑曳チャボを尾曳と改称することとした。 本種の起源については未だ詳にしないが、本種が高知県特産の尾長鶏、東天紅と同じく、尾長鶏に属するものであることは、その尾羽の配列等により明らかである。成立年代については、なにも知られていない。 |
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内種 | 赤笹種 白藤種 | |
標準体重 | ♂937g 若750グラム ♀750g 若600グラム |
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失格条項 | 一般失格条項以外特に本種に適用されるもの @♂の尾羽と蓑羽の地に曳かないもの |
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♂の体型 | 冠 | 一枚冠で大きさ中くらい 正しく五歯に分かれ、頭上に確くにつき、直立する |
嘴 | 細く長く程よく曲がる | |
頭 | 大きさ中くらいで丸く、顔は小さく滑らかである | |
眼 | 大きくて張る | |
肉垂 | 大きさ中くらいで丸い | |
耳朶 | 大きくて楕円形 | |
頸 | 短く太く程よく曲がる 頸羽ははなはだゆたかで長く、よく背を覆い、両側に垂れて咽下に及ぶ |
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翼 | 大きくて長くよくたたみ、翼尖は垂れ下がって腿にまで及ぶ | |
背 | 長くて広く、蓑羽は豊かで長く、両側に垂れ下がり地上を曳く | |
尾 | 豊かではなはだ長く垂れ下がり、水平線上30度の角度を保つ 謡羽、小謡羽、変わり本尾及び尾覆は巾狭く、軟らかで川の流れのように美しい波線を描いて長く後方へ曳く |
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胸 | 丸くよく張る | |
腹 | 悄々長く、充実し、軟羽は長い | |
脚 | 腿は大きさ中くらいで、脛は長さ適度で、趾はまっすぐでよく開く | |
♀の体型 | ♀の各部分の形状は、♂特有の頸羽、蓑羽、謡羽を除き、それぞれに相当する♂の各部分の形状に同じ | |
♂♀の体色 (特殊なものを除く) |
冠・顔・肉垂 | 鮮赤色 |
嘴 | 角色または角色条入黄色 | |
眼 | 赤栗色 | |
耳朶 | 白色、または帯黄白色 | |
脚 | 楊柳色 | |
参考「日本鶏大鑑」 |
画像撮影中 | |
≪赤笹〜あかざさ〜≫ 所有数 ♀1 (2008年2月現在) |
≪白藤〜しらふじ〜≫ 所有数 ♂11 (2008年2月現在) |
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